うちで飼っているわんちゃんは、手足が細く、スレンダーな体にふわふわな毛並み、明るい茶の毛色をしているため、狐によく間違われる雑種犬の女の子です。
野犬のお父さんの間にできて、知らない間に生まれてしまった仔犬を引き取らせて頂きました。
柴犬よりすこし大きいくらいの体ですが、小さいときから、とにかくひとに迷惑をかけて保健所行き…なんてことにならないよう、厳しくしつけをしてきたので、吠え癖も噛み癖もなく、人なっこい性格で「優しい顔をしているわね」と近所でも人気者。自慢の家族です。(*^_^*)
しかしドッグランに初めて言ったときのことです。
そのとき、明らかにわたしたちから離れた場所で、ドッグランの中にも関わらず、リードを繋いでウロウロしている小型の犬と女の方の飼い主がいました。
そのうち、女の方が話しかけてきて「うちはイギリスの方の犬種なんです、そちらのわんちゃんは何の犬種ですか?」と聞いてきたので「雑種犬です」と答えると「あら…」とあからさまに嫌そうな顔をし、うちのわんちゃんに頑なに自分の犬を近づけようとせず、それからはずっと無視してきました。
もしかしたらあのわんちゃんは、大きい犬が怖い子かもしれない、噛み癖がある子なのかもしれないと思い、わたしたちも近づかないようにし、しばらくすると、ドッグランの柵越しに、見るからに珍しい犬種の中型犬をつれた婦人がやって来ました。
その女の方と小型犬は真っ先に婦人と犬の方へ。婦人の犬はインドの方のめったに手に入らない犬種なんだと犬種の話で盛り上がり、やはり純血は違うわねとわたしたちの方を見て一言。
婦人はわたしたちがドッグランの柵から出て帰るまで、柵の中にすら犬を連れて入ろうとはしませんでした。そのことを考えると今でもとても悲しくなります。
人種と同じように、犬にも犬種や純血の差別があるなんて、なんて悲しいことでしょうか。
雑種犬は汚い、言うことを聞かない、などのイメージがなぜ世間には定着しているのでしょうか。。
今は柴犬ブームで、あえて柴犬を飼うひとも多くいます。柴犬のイメージといえば、愛嬌があって忠実で和む和犬です。しかし実際は気が強い子もいますし、吠えたり噛んだりする子だっているんです。
わたしは実際に、前から普通に歩いてきたお爺さんに連れられた黒柴に、いきなり噛まれたこともありますし、飼い主のリードから離れてしまったコーギーに吠えられ、追いかけられたこともあります。
血統書付きの犬を悪く言うつもりはありません。
わたしが言いたいのは、全ての犬は血統なんて関係なく、全て同じ犬で、個性もそれぞれだということです。
ペットショップの張り紙は『この犬は何犬で、どんな性格になります』とよく書かれていますが、じゃあ日本人はこんな人種で、こんな生活にみんな同じになるんでしょうか?犬だって同じなんです。
むしろ日本人だって、いろんなアジアの人種が混じった混血ですしね。
わたしはこれからもどんなわんちゃんでも、その子の体や個性を全て受け止めた上で「かわいく、愛おしい」と純粋に思うことができるひとでいますし、同じ考えの愛犬家の方がもっと増えていってほしいと、心から願います。
もちろん可愛がるだけでなく、キチンとしつけをしてあげること、人間と共に暮らせるように犬にもマナーを身につけてあげることも大切ですね。
野犬のお父さんの間にできて、知らない間に生まれてしまった仔犬を引き取らせて頂きました。
柴犬よりすこし大きいくらいの体ですが、小さいときから、とにかくひとに迷惑をかけて保健所行き…なんてことにならないよう、厳しくしつけをしてきたので、吠え癖も噛み癖もなく、人なっこい性格で「優しい顔をしているわね」と近所でも人気者。自慢の家族です。(*^_^*)
しかしドッグランに初めて言ったときのことです。
そのとき、明らかにわたしたちから離れた場所で、ドッグランの中にも関わらず、リードを繋いでウロウロしている小型の犬と女の方の飼い主がいました。
そのうち、女の方が話しかけてきて「うちはイギリスの方の犬種なんです、そちらのわんちゃんは何の犬種ですか?」と聞いてきたので「雑種犬です」と答えると「あら…」とあからさまに嫌そうな顔をし、うちのわんちゃんに頑なに自分の犬を近づけようとせず、それからはずっと無視してきました。
もしかしたらあのわんちゃんは、大きい犬が怖い子かもしれない、噛み癖がある子なのかもしれないと思い、わたしたちも近づかないようにし、しばらくすると、ドッグランの柵越しに、見るからに珍しい犬種の中型犬をつれた婦人がやって来ました。
その女の方と小型犬は真っ先に婦人と犬の方へ。婦人の犬はインドの方のめったに手に入らない犬種なんだと犬種の話で盛り上がり、やはり純血は違うわねとわたしたちの方を見て一言。
婦人はわたしたちがドッグランの柵から出て帰るまで、柵の中にすら犬を連れて入ろうとはしませんでした。そのことを考えると今でもとても悲しくなります。
人種と同じように、犬にも犬種や純血の差別があるなんて、なんて悲しいことでしょうか。
雑種犬は汚い、言うことを聞かない、などのイメージがなぜ世間には定着しているのでしょうか。。
今は柴犬ブームで、あえて柴犬を飼うひとも多くいます。柴犬のイメージといえば、愛嬌があって忠実で和む和犬です。しかし実際は気が強い子もいますし、吠えたり噛んだりする子だっているんです。
わたしは実際に、前から普通に歩いてきたお爺さんに連れられた黒柴に、いきなり噛まれたこともありますし、飼い主のリードから離れてしまったコーギーに吠えられ、追いかけられたこともあります。
血統書付きの犬を悪く言うつもりはありません。
わたしが言いたいのは、全ての犬は血統なんて関係なく、全て同じ犬で、個性もそれぞれだということです。
ペットショップの張り紙は『この犬は何犬で、どんな性格になります』とよく書かれていますが、じゃあ日本人はこんな人種で、こんな生活にみんな同じになるんでしょうか?犬だって同じなんです。
むしろ日本人だって、いろんなアジアの人種が混じった混血ですしね。
わたしはこれからもどんなわんちゃんでも、その子の体や個性を全て受け止めた上で「かわいく、愛おしい」と純粋に思うことができるひとでいますし、同じ考えの愛犬家の方がもっと増えていってほしいと、心から願います。
もちろん可愛がるだけでなく、キチンとしつけをしてあげること、人間と共に暮らせるように犬にもマナーを身につけてあげることも大切ですね。